見沼の里とは

ビジョン-Vision-

具体的には

自ら無農薬で稲作等を行う活動を通して、健康で笑顔あふれるコミュニティの創造を目指す

これをすることによって

  • 安心安全な食(お米)が毎年確保できる
  • この稲作自体が生業になるようモデル作りができる
  • 生態系を蘇生(自然環境を保全)することができる

その過程で目指していること

  • 学校給食へのお米(農薬不使用)の提供
  • お米の生産者を増やし見沼を生産地に
  • 蛍が生息できるほどの環境保全(無農薬化)実現

これらを胸に、私たちは地元見沼田圃で、稲作をやっています!

ロードマップ

目標達成のためには

①給食に必要な量って?
さいたま市の小中学校で消費されているお米の量は約10万人分のおおよそ1000トン(※1)です。これだけの量を生産するためには200ヘクタール(200万平方メートル)の広さの田圃が必要(※2)です。

さいたま市の総耕作面積はザックリと1500ヘクタール。見沼田圃の面積は約1260ヘクタールあり、かつては米の主要な生産地でしたが、現在の農業水田の耕作面積は、およそ75ヘクタールにすぎません。ですので、長い道のりにはなるでしょうが、じわじわと進む肥料・農薬の高騰を契機として、慣行農法からの転換がこれからどれだけ進むかにかかっています。

②生産地=生産者を増やす!
これだけの規模の生産をするには、一法人だけでは出来ません。
見沼田圃を稲作の生産地として蘇らせるには、次世代のプレイヤー、多くの参加者の存在が欠かせないと考えています。

③環境改善=化学物質をなるべく使わない
農薬を使わずに米は作れます。ただやみくもにやれば、労力がかかり収量が減るだけなので工夫が必要です。
世の中にはたくさんの無農薬栽培法がありますが、日本は縦長で気候や土質は各地で特徴があり、単純にコピー&ペーストすることはできません。
さいたま市の地場の田圃では、その田圃に合わせて、農法を独自にアレンジする創意工夫が必要です。
活動を持続させるために
持続可能な生産量
それ以前に、活動を継続させなければ、次世代を育て、渡すことも、お米の供給も出来ません。
稲作の活動を無理なく続けるためには、ある程度の規模で生産することが必要です。
現代の稲作は、文明の利器の活用により、5ヘクタールまでは、用途に合わせてそれぞれ1台の機械で耕作することが可能です。つまり、面積にかかわらず設備投資費用は同じです。しかし生産量とそれに伴う収入は、田圃の広さに比例します。
活動を持続させるための最低限の規模は5ヘクタールと考えており、出来るだけ早くこの規模で稲作ができるようになるのが一つの大きな目標です。

サポーター
規模を拡げるためにも、生産者を増やすためにも、活動を続けるためにも、賛同していただき、お米作りを応援していただくサポーターの存在は欠かせません。
私たちはこの活動にあたって、見沼田圃周辺、さいたま市周辺の地域の皆様との繋がりを特に大切にしていきたいと考えています。
距離が近ければ近いほど、直接お会いして、直接ご覧いただき、直接ご説明できます。
そして何より、この見沼田圃で育った安心して食べられるお米を、さいたま周辺の地元の皆さまに、食べていただきたいのです。
【対策・その1】農法の確立
実践者との出会い
埼玉県杉戸町で農薬を使わない米作りを何年も前から実践されている『有限会社アールキューブエコ』様との出会いがあり、全面的にバックアップしていただくこととなりました。

見沼田圃の特徴にあったやり方を一緒に作り上げていきます。
【対策・その2】環境改善と交流のために
ファームガーデン構想
稲作だけではなく、農業全般が今大きな転換期に入っていると思います。
化学資材になるべく頼らないやり方でできることの比率を増やし、食の安全だけではなく持続可能な環境、大地へのダメージを蓄積させない方法を模索しなければなりません。

今の農業は確かに、人類の食を支えるために必要なことなのかもしれません。しかし、それはほぼ全てが、次の時代からの前借りによって成り立っています。

私たちは現在ちょっとした畑を借りて、耕さず、草や生き物が自然のサイクルで残していったものや、そういった生態系の仕組みだけを利用して野菜などを育てる農法を実験的に行なっています。

未来のためと同時に、賛助会員の皆さまと気軽に直接交流することができて、共に、ワイワイガヤガヤ楽しめる場所にできたらと思っています。
【そして】信頼の獲得
規模を広げるには田圃を借りなければなりません。当然ですね。
そしてもちろん田圃は、持ち主がいらっしゃいます。
その地主さんたちにとって田圃は先祖代々守り抜いてきた大切なモノ。
全くの見ず知らずの人間に簡単に貸せるモノではありません。

(本当に任せて大丈夫だろうか?)
田圃を借りて生産地を拡げるためには、地主さんお一人お一人にこの答えを出していただくしかありません。
そのために私たちがやるべきことは、今ご縁をいただいている田圃で、誠実に米を作ってみせること。
これを時間をかけてやっていくしかないと考えています。

※1 10万人×米食の回数週1.5回×月4週×10ヶ月×使用量180g=1080トン
※2 慣行農法の平均10000m2あたり5000㎏の収量を前提としての広さです

今やるべきこと

ひたすら誠実に、精度を上げてゆく

おかげさまで2023年は約3トンの恵み(お米)をいただきました。

2024年の耕作面積は約1ヘクタールを予定しており、約4トンの収穫を見込んでおります。

まずは足元一年一年、しっかりと生産すること

一人でも多くの方に届け、私たちの活動を知っていただくこと

このことに集中します。

おかげさまで2023年は約3トンの恵み(お米)をいただきました。2024年の耕作面積は約1ヘクタールを予定しており、約4トンの収穫を見込んでおります。

畑は動物性の肥料など使わず、雑草や米ぬかなど自然なもので土を元気にさせ、土のエネルギーや雨水、太陽の光で野菜を育てています!
ゆっくりですが、エグ味の無い、本来の味がする野菜を作りたいです(,,^_^,,)

お米の名前は【ほたる米】!

仲間と支援の募集!

会員募集中です!

正会員
本活動の運営並びに
事業に自ら積極的に関わり
意思決定にも関与
していただける方
賛助会員
サポーター(我々の活動に賛同し応援していただける方)
・収穫したお米を会員価格で購入可
・畑での農作業や各種イベント等の体験
ご入会後、まずは賛助会員から!
入会金1,000円
正会員年会費3,000円
賛助会員年会費2,000円
料金

応援よろしくお願いします!さいたま市の方々を中心に、皆様とともにこの地域を盛り上げていきたいです!

団体概要

名称
特定非営利活動法人見沼の里(さいたま市認定新規就農者)
活動場所
埼玉県さいたま市
目的
この法人は、有機農産物の栽培を通じて見沼田圃の環境保全に努め、
食の安全に寄与するとともに、自然との共生に努め、
耕作放棄地の再生、雇用機会の創出を通じ、
地産・地消の循環型の社会を創造することを目的とします。
事業種類
【有機農産物の栽培及び販売事業】
【耕作放棄地の蘇生、整備事業】
【有機農産物の普及・促進のための文化、芸術イベント並びに食育推進事業】

公告

令和3年度貸借対照表
令和3年度活動計算書
令和4年度貸借対照表
令和4年度活動計算書
令和5年度貸借対照表
令和5年度活動計算書

メンバー紹介


代表理事


水野 清重

Mizuno Kiyoshige


副代表理事


秦野 隆行

Hatano Takayuki


副代表理事


平野 豊

Hirano Yutaka


理事


永谷 由妃

Nagatani Yuki


監事


車田 喜由

Kurumada Kiyoshi