6月:代かき〜田植え〜草取り

こんにちは。見沼の里の車田です。

今回は、我々にとって一大イベントの、田植えを中心に報告させていただきます!

1回目代掻き

まずは少し時間を巻き戻して5月に行われた、1回目の代掻きです。

代掻きとは、大雑把にご説明しますと、水をはった田圃の中の地表面を掻き回すことでございます。
一度掻き回されて水中に浮かんだ土は、大きな塊から落ちていって、最後に最も細かい粒が降り積もるので、それが隙間なく敷き詰められて膜のようになり、田圃に水が貯まるようになるんですよ!
(大雑把ですから)
(細かい部分で違っててもお許しください)

通常の稲作でも行われることなのですが、民稲研の循環型有機稲作(以下有機稲作)においては特に、雑草の抑制に繋がる重要な作業なんです。

代掻きの方は、農機具販売店さんと当方で行いましたが、圃場に水が十分貯まっていないため、深水での代掻きは出来ませんでした。
但し、何とか、代掻き自体は完了しました。一部の田圃については、午前中、水が全体の5分の1程度で、水位が非常に低い状態でしたが、無理矢理行いました。
午後に水を貯めて再度、チャレンジしたところ、トラクターが嵌まりそうになり、代掻きはそこで、断念致しました。農機具販売店さんとその後、協議しましたが、この田圃は、粘着土壌で、軟弱地盤のためあらゆる機器が嵌まるリスクが高いため、田植機による作付けは厳しかろうとの見立てとなりました。

私たちが育苗プール作りをしているころ、代表はひたすらトラクターで代掻き。
ここまでの規模での、しかも有機稲作のための代掻きというのは代表も初めて。

今日は、参加頂き有り難うございました。本当に助かりました❗皆様のお蔭で、育苗プールが出来ました❗今日は代掻きで、トラクターに6時間乗りましたが、これまた修練です。田圃は奥が深すぎる〰️

多分終始気をはっての作業だったことでしょう。本当にお疲れ様です。

出来るだけ水貯める

さてさてさて。

前回の記事でご説明した通り、水入れをしてみたらあちこちから水漏れが発生した田圃ですが、ただ黙って指をくわえて眺めている我々ではありません。

いろいろ試して見て、出来る限り水を貯めようと試行錯誤。

水漏れ部分は横から滲み出て水浸し
水漏れ部分を一つ一つ
土嚢をのせたり土で埋めたり

しかし残念ながら、根本的な解決には至らず結局この田圃は手放すことに。

教訓ですね。しっかりと今後に活かします。

2回目代掻き

2回目ー!

田圃プロジェクト 本日、代掻き無事に終了しました。守池さん ご苦労様でした❗取りあえず、深水ではありませんでしたが、草はなくなり、予定通り田植えは出来そうです。頑張りましょう❗何とかここまで来ました❗土曜日は9時から準備作業を始めたいと思います。

そして田植え

いよいよ田植えでございます。
予定日の天気に少し不安があったため、急遽前日の好天時に田植えをできるだけやっておくことにしました。不安のあった二日目もなんとか恵まれ、二日間にかけた田植えは大きな事故もなく無事に終えることが出来ました。

チームプレーで苗箱補充
そして景色となる

(一日目)本日、天気も良いので、農機具販売店さんに頼んで、急遽田植え機を納品してもらいました。お陰様で、数区画の田圃の田植え概ね終了致しました。ご参加頂いた皆様、遅くまでご苦労様でした❗当方は、初めて田植え機に乗車しましたが、一応植え付けは出来ました。今回もいきなりはまりそうになりましたが。
明日の予定ですが、田植え機は現地にありますので、8時から作業を開始したいと思います。集合は現地集合で結構です。天気も悪そうですので、何とか午前中に作業を終了したいと思います。明日も宜しくお願いいたします❗苗箱の洗浄作業がありますので、女性陣も大歓迎です。

ありがとうございました(^^)
半分は田植えほぼ終わりました
田植え機で植えれない所が少し残っている状況です
明日は残り半分、頑張ります🍀

(二日目)本日、お陰様で田植えは無事に終了致しました❗ご参加頂いた皆様お疲れ様でした❗天気も何とか持ちました。やっとここまでたどり着きました。有り難うございます❗今後の予定につきましては、別途ご連絡申し上げます。そうそう、昨日植えた田圃はいい感じで水がたまっています❗

田植え作業...♪*゚

ありがとうございました!

職場や介護のストレス全部リフレッシュできました!

混沌としている今現在で同じ志しをもった皆様と久しぶりに笑顔で汗をながし、とても楽しかったです(^^)

本当に感謝です!m(_ _)m

苗廃棄

そんなこんなで、大幅な作付面積の減少をうけたので、余りました。苗が。大量に。

一部田圃について、ご案内の通り、諸般の事情により、作付けを断念したため、苗が約100箱分余ります。こちらについては、最悪、破棄することになるため、処理の方法につき、皆様のお知恵を拝借出来ればと思います。

なんとか一部は引き取り手を見つけましたがあとは残念ながら処分です。

余剰苗の処理(約3反80箱分)について:当方の苗がポット苗のため、通常の田植機では対応出来ず、当初の引き取り予定者が引き取りを留保しており、時間的な制約もあることから最悪、破棄せざるを得ない状況です。

苗に関してはある程度計算しますが、過不足なく用意することは難しく、余裕を持たせるために通常でも多めにつくります。
今回は作付面積を減らしたため大量に余りましたが、今後も余った苗はどうするかは要検討ですね。

みんなで育苗箱から抜いていきます。
辛い作業となりました。

悲しそう
とても悲しそう

予想通りに草生える

深水にできなかった部分に抑草効果のある資材(米糠とクズ大豆を発酵させたものだそうです)を蒔いたりもしましたが、やはり完全に雑草を抑えることはできませんでした。

ただ他の無農薬栽培の田圃と比べるとその勢いは目に見えて少ないので、この農法自体に関しては手ごたえを感じています。

みんなで草取り

そんなこんなで今期は出来るだけ労力を割いて地道に草をとっていきます。

家族総動員で手伝ってくれた会員もいて、結構、水のはった田圃自体に入ることが初めて、という方も多く、わりかし楽しんで(?)いる様子。

これはこれで良い体験だったのではないでしょうか。
(そう思いましょう)

昨日初めて田んぼに入りました‼️素足でしたが結構気持ち良かったです。初めは慎重に歩いてたんですが30分位で油断しまして💦しりもちつきました~😱💦びっしょり。着替え持っていって良かったです。(^^)苗は私の重みに負けずみんな大丈夫でした~。
水野さんは手慣れてましてめちゃくちゃ草取り早いです。私は二時間でスーパーのビニール袋6袋分でした。

なかなか田圃の中で写真を撮るのは難し(転んだらヤダ)く、どうしても遠くからの撮影になってしまい、人が点のようです。

早朝からひたすらに
この広さを一人で黙々と草取りをする代表

次回引き続き草取りからご報告させていただきますが、ドあたまで誰かが転んでいる画像からスタート出来ることを期待しつつ、今回は筆を置きたいと思います。

(誰か決定的瞬間をとらえて)
(つまりどなたか…期待しています)

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